SHINYA SASAKO

2026/04/13 00:06

いつもSHINYA SASAKOのオンラインストアをご利用いただき誠にありがとうございます。
今年の4月で販売を開始してから1年が経ちました。
いつも支えてくださっているみなさま、本当にありがとうございます。

今まで僕自身がどういった想いで製作活動をしているかはあまり話していなかったので、この機会に少しだけお話しさせてください。

SHINYA SASAKOというブランドはものづくりが好きだから始めました。
とても単純明解でストレートな理由です...
何か格好の良い理由や、流行りに対してどうのこうのみたいなものも全くありません。
この芯となる単純明解な理由に対してその場限りの想いで何か無駄な文言で取り繕ったり、装飾で着飾るのはなにか嘘っぽくて違うな...と感じていたので、ブランド名も本名、「手仕事」というメインテーマ以外これといったコンセプトもありません。

商品に関しては既製品、外注に頼ることなく全て僕一人の手元で製作しています。
銀を溶かすところから始まり、叩いたり、削ったり、様々な工程を経てひとつひとつの商品を形にしていきます。
ブレスレットやネックレスに関しても同様、シルバーの丸線や板からコマとなるパーツをひとつひとつ製作し組み上げております。
ただ難しい技術を詰め込むというよりも、彫金、鍛金の基本技術を応用し製作している商品がほとんどです。
基本技術や試行錯誤をした上で生まれる技法や感覚、この積み重ねを続けていく先に様々なものが存在していると信じ製作しています。

良くも悪くも簡単に様々なものが作れてしまう今の時代とは全く正反対の製作方法です。

また、外注で製作を依頼する形とは異なり、全ての工程を自身の手元で完結することにより、細かなニュアンス、ボリューム感等、納得のいくまで繰り返し製作する事が簡潔になり、お客様の手元に責任と自信をもってお届けできていると感じています。

全て手作業で製作する理由はいくつかありますが、一番はただものづくりが好きだから。
良くわからない不透明な価値観で良いものとされているものよりも、明確な価値のある良いもの、手仕事の魅力や楽しさを伝えるツールとして存在できるようなものを自分自身も製作していきたいと考えているからです。

そして、手にしてくれた方にとって大切なもののひとつとして長く愛用していただけるようなものでありたい。
そのためにひとつひとつの商品に対して自分自身がどのような方法で想いを込めることができるのかと考えたときに自分にできることは、自分の持つ技術をつぎ込み丁寧な手仕事で商品を仕上げることなんだと思い今の製法を続けています。

これが僕の製作活動の基盤となる想いです。

ただ、この製作に対する想いは僕自身が今まで見てきた「手仕事」という観点ではごくごく当たり前な事です。
泥臭く、手という道具を使い形なきところから形を作り上げる、その工程や想いが趣のある商品として表現できるよう今後も製作し続けたいと思います。

だらだらと長くなってしまいました...最後まで読んでいただきありがとうございます。

今後ともSHINYA SASAKOをどうぞよろしくお願いいたします。

笹子伸也